Man Card(デザイン5案)
- カテゴリ
- レーザープロジェクト
- 公開日
- 2025年3月28日
- 著者
- Jacob Lloyd — プロジェクト完了後、AIの支援を受けて執筆
- 読了時間
- 約6分で読めます

かんたんに言うと: 週末に楽しめる工作ネタ:卓上レーザーで金属カードに刻印するジョークギフト「男の免許証(Man Card)」です。AIで作ったデザイン5種類と、実際にうまくいった機械の設定値をそのまま公開。材料費は約50円で、確実に笑いが取れるプレゼントが作れます。
これはジョークギフトなんですが、想定よりずっといい仕上がりになってしまった一枚です。アルミ名刺に彫刻した「Man Card」— 男らしさの証明カード。立派な行いをした人に授与して、情けないことをしたら没収してください。
- 作るもの: アルミ名刺ブランクに彫刻した金属製のMan Card。
- 費用: 2枚作って材料費は約0.32ドル。
- 必要なもの: xTool F1(ブルー+IRレーザー)、xTool Creative Space、それとグラフィック1枚。私はAIで生成しました。
- 所要時間: 合計37分。うち20分はデザインをいじっていた時間です。
タイトルの「5案」について: AIで生成したグラフィックが5枚あって、下に全部載せています。実際に彫刻したのは黒と青の2枚だけ。残りの3案はそこに置いてあるので、欲しければどうぞ。
機材

xTool F1 — 10 Wのブルーダイオードレーザーと2 Wの赤外線(IR)レーザーを1つのヘッドに搭載。このサイトの金属カード系プロジェクトは、黒アルミの名刺も含めて全部この機械で作っています。

xTool F1 slide extension — オプション。作業エリアが広がるので、カードを1枚ずつではなく一列まとめて流せます。
材料

黒アルミ名刺 — 私が使ったのはこれ:
- 厚さ0.21mm
- 50枚で7.99ドル。Man Card 1枚につきカード1枚
- 1枚あたり0.16ドル
代わりに使える材料

マルチカラーのアルミカード:
- 厚さ0.21mm
- 自分では買っていませんが、見た感じ問題なく使えるはず
- 100枚で11.99ドル — 1枚あたり約0.12ドル

厚手のアルミカード:
- 厚さ1mm
- こっちは実際に買いました。ちゃんとした品です。重みがあって傷にも強い。クレジットカードより少し厚めですが
- 15枚で19.59ドル — 1枚あたり約1.31ドル
ソフトウェア
- レーザーのセットアップ: xTool Creative Space(XCS)
- 画像生成(任意): getimg.ai — 好きな生成サービスで構いません
グラフィックを作る
グラフィックをすでに持っているなら、下のXCSセットアップまで飛ばしてください。私は絵が描けないので、getimg.aiのStable Diffusionで生成しました。スポンサーでも提携でもなく、単に使い慣れているだけです。
アートの生成手順(クリックで展開)
- 好きな生成サービスにログインして、生成ページを開きます。

- 作りたい画像を文章で説明します。十数回の調整の末に落ち着いたプロンプトがこちら:
中身は好きに変えてください。あなたのカードですから。
モード: Text to Image
生成タイプ: SD (Stable Diffusion)
プロンプト: digital illustration logo with ((many geometric details that appear the longer you look at the card)) featuring "Man Card!" in 8-bit pixel text, surrounded by interlocking low-poly geometric shapes in sharp grey, black, and white, very detailed and intricate design angular lines forming abstract high-impact suit pattern, faceted 3D-like relief, minimal background, retro pixel art with clean hard edges, 8K sharp details.
- 納得いくまで生成と修正を繰り返します。私の場合、採用する1案につきだいたい100枚くらい生成しています。

- アップスケールしてからダウンロード。使う前にアップスケールしておくとディテールがシャープになって、トレースなどの加工もきれいに仕上がります。getimg.aiの場合: 画像にカーソルを合わせて、出てきた三点メニューをクリックし、「Upscale 4x」を選んで結果をダウンロード(フォーマットは何でもOK)。アップスケール機能がないツールなら、そのままダウンロードでも大丈夫です。

この手順のゴール: カードに載せたい画像がダウンロードフォルダに入っている状態。
デザイン5案
生成した5枚のグラフィックです。右クリックでコピーして、そのままXCSに貼り付けられます:





xTool Creative Spaceのセットアップ
XCSでは黒と青の2枚をセットアップしました。どちらも仕掛けは同じ。まったく同じ画像を2レイヤーに重ねて、先にブルーライト、次にIRの順で加工します。
黒カード:
- 2レイヤー構成。両方とも同じ画像
- 上のレイヤー: ブルーライト。素材に対するxToolの参考設定のまま
- 下のレイヤー: 同じ設定でIRに変更
- 加工順を「レイヤーごと、上から下へ」に設定して、ブルーライトが終わってからIRが始まるようにする

青カード:
- 2レイヤー構成。両方とも同じ画像
- 上のレイヤー: ブルーライト。ここはxToolの参考値より強めのパワーで — 参考値ではこのカードには足りませんでした
- 下のレイヤー: IR
- ルールは同じ: レイヤーごと、上から下、ブルーライトが先

スクリーンショットにサメのロゴが写っているのはご愛嬌ということで — 自分の名刺を作ったときのものです。2レイヤーの組み方は同じで、絵柄が違うだけ。
設定
F1は10 Wのブルーレーザーと2 WのIRレーザーを積んでいます。このカードで実際にうまくいった設定はこちら:
黒カード
- レイヤー1(ブルーライト): ドット照射時間(dot duration)160 µs、パワー30%、280 DPI、1パス、ビットマップモードJarvis、双方向彫刻
- レイヤー2(IR): ドット照射時間300 µs、パワー85%、350 DPI、1パス、Jarvis、双方向
青カード
- レイヤー1(ブルーライト): ドット照射時間200 µs、パワー90%、650 DPI、1パス、Jarvis、双方向
- レイヤー2(IR): ドット照射時間200 µs、パワー100%、650 DPI、1パス、Jarvis、双方向
完成したカードの写真はありません。すみません — サイトが冬眠に入る前に撮り損ねました。証拠は設定の数字ということでひとつ。
費用と時間
| 項目 | 使用量 | 費用(ドル) |
|---|---|---|
| アルミカード | 2枚 | $0.32 |
| 合計 | $0.32 |
| 工程 | 時間(分) |
|---|---|
| デザイン: カードのグラフィック(任意) | 20 |
| 彫刻: 黒アルミカード | 2.5 |
| 彫刻: 青アルミカード | 14.5 |
| 合計 | 37 |
ファイル
当初の計画では、ここにプロジェクトファイルのダウンロードを置くつもりでした。個人利用は無料、商用ならチップ1ドル、という形で。正直に言うと、ファイルは工房のPCから出てこないまま、このサイトは「現役」ではなく「保存版」の趣味プロジェクトになりました。とはいえ、なくても実際は困りません。上の5枚のグラフィックは右クリックでコピーできますし、レーザー設定も全部書いてあります。試行錯誤の手間が省けたと思ったら、フッターの寄付ボタンはちゃんと動きます。